漢方薬の歴史
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漢方医学は中国から伝わってきた伝統医学が日本で独自に発達したものです。
ここでは、漢方医学と漢方の歴史をご紹介します。
◇漢方薬の歴史
日本での漢方医学の歴史は、5世紀初めに中国医学が朝鮮半島を経由して日本に伝わり、7世紀初めには聖徳太子の遣隋使と遣唐使を通じて直接導入されましたことが始まりです。
奈良時代には正倉院に多くの薬物が供えられ、漢方医学の基盤が築かれました。
室町時代には広く大衆に普及し、江戸時代には日本の風土や民族性を取り入れて独自に発展。オランダ医学の蘭方医学との区別から「漢方」と呼ばれるようになり、折衷医学も広まりました。
しかし、明治時代には西洋医学が優先され、漢方医学は衰退の危機に直面します。
1910年に和田啓十郎が「医学之鉄椎」を刊行し、1927年に野本求真が「皇漢医学」を発表。これらの著作により、漢方医学が再び注目され、復興への道が開かれました。
◇日本の漢方医学
日本では漢方医学は独自の発展を遂げ、日本の風土、気候、体質、ライフスタイルに合った医学として進化したものです。
そして、現代医療で使用される漢方医学と漢方薬は、日本独自の伝統医学として守られ、発展してきたものと言えます。
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